雨の降っている冬の夕方。縁石のうえで一匹で鳴いている、ほんとうに小さな子猫がいて。近寄るとヨチヨチとこちらにやってきたのはいいのですが、縁石から落ちて下にある水たまりのなかで溺れたので慌ててすくいあげた猫。親はいないし、このままだと死ぬと思ったので家へ連れて帰って面倒をみました。夕方に拾ったので、安直に夕ちゃんと名づけました。

獣医さんに聞くと、もともとの身体が弱い子猫は親に見捨てられるらしく。夕ちゃんはそういった猫だったので、半月ぐらいで衰弱してなくなってしまいました。

半月とはいえ、いろいろなドラマがあったのでボロ泣きしながら殴り描いた夕ちゃんの似顔絵。

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